祇園坊柿
第二回千客万来賞受賞
これは、平成17年度、「祇園地区に、祇園の名物がほしい」と言う、地域住民の要望に、祇園まちづくりプランプロジェクトと祇園町商工会が取り組み、祇園地区の業者に依頼し、祇園坊柿発祥の地にちなみ、和菓子「祇園坊まんじゅう」を製作。「安神社に祇園坊柿の記念植樹」や「祇園高工フェスティバルで展示即売」・広島県特産品のアンテナショップ「ゆめプラザ」でこの商品の取扱いをしてもらっている。このような「祇園坊柿による町おこし活動」が評価されました。
祇園坊柿は寛文年間(1661~1672年)の「芸備国郡誌」の記述によると1661年以前に佐東郡の祇園社(現在の安神社)に最初に植えたと記述があります。
身が大きく僧侶の丸い顔に似ていて名前が付けられたそうです。
広島藩主福島公が美味しさに感嘆され、藩主浅野公へも献納されていました。
現在「安神社」に祇園坊柿がありませんので、この度、二代目の祇園坊柿の植樹を行ったものである。
平成17年11月吉日
祇園町商工会
安芸太田町との交流「祇園坊柿手入れ講習会」
地域の活性化を目的に、平成17年11月、祇園坊柿植樹祭を開催し、地域の方々が苗木を植えられて1年が経過しました。木の管理方法についての講習会とお世話になった安芸太田町との交流会を呼びかけたところ、安神社宮原宮司さんをはじめ役員、町づくりボランティア団体、及び一般の方々が参加されました。現地講習会では、多くの質問が出され、苗木を大きく育て祇園の町に復活させようという意欲を強く感じられ、安芸太田町との交流をさらに深めることができました。
- 日 時:
- 11月21日
- 行 先:
- 山県郡安芸太田町寺領
・戸河内町筒賀村商工会
・祇園坊柿生産組合 - 参加者:
- 27名