祇園のまち

 広島市安佐南区にある祇園町商工会の管轄する旧祇園町エリアは、安佐南区内において面積は最も小さく15.07平方キロメートル、西区に隣接した広島市中区の都心部に最も近距離にある安佐南区内でも最南部に位置している。安佐南区役所祇園出張所や安佐南警察署、安佐南郵便局、私立大学などが存在する安佐南区の中心地区の一つである。
 立地状況等については広島市中心部から車で15分程度、西側に鉄道のJR可部線・中央にバス路線の旧一級国道・東側に新交通システムのアストラムラインが当地域を縦断している。
 加えて高速道路の広島ICも近いため、極めて交通インフラが充実している住環境に恵まれた環境となっている。

祇園のまち

祇園地域の人口について

 現在の人口は約7万5千人、密度は安佐南区内において最多の約5,000人/平方キロメートルの過密地域、現在も人口が増加しており、広島都市圏のベッドタウンとして大きなマーケットを有する立地となっている。

 人口増減等推移については直近10年間における2期間比較によると、祇園地区は広島市内のなかでも人口増加率の高いエリアである。
年代別で捉えると19歳以下の「10代」人口の総人口に占める割合が広島市全域においては低下しているのに対して祇園地区は増加し約24%を占めまでに至っており、また広島市内の他の地区との年代別比較においても10代の未成年人口とともに同年代の親世代にあたる「30代」・「40代」の子育て世帯の人口増加比率が高い特徴となっている。

祇園地域の産業について

 過去には工場が立ち並ぶ工業地域でもあったが、大規模工場を中心に製造業者の移転が相次ぎ、その跡地には大型ショッピングセンターやホームセンター・中型スーパー等の新規出店、宅地開発やマンション建設が進み、近年ではますます商業地域色が濃くなっている。
 具体的には、管内の商工業者数は1,961社、うち約75%余の1,470社が小規模事業者となっている。業種構成では第3次産業の「小売」・「飲食」・「サービス業」で全体の約72%を占め、これら3業種が祇園地域における基幹産業となっている。
 管内の事業所総数の増減推移については、商工業者数・小規模事業者数のいずれにおいても減少傾向となっている。

祇園町の由来

 1221年、承久の変によって武田信光が安芸の国の守護となり、この地「祇園町」と武田氏の関係は始まりました。
 ところで、「祇園町」という町名の由来は、いったい何処からなのでしょうか。これには、二つの説があると言われています。一つには、古くには下安あたりを「祇園の庄」と呼んでいたことから、その名がついたと言うことです。また、もう一つとして、鎌倉時代に守護の勢力下に置かれた「安神社」にまつわるというもの。この神社の祭神は祇園の神で、古来、この神社を祇園社といいました。そして、世間では「お祇園さん」と呼んで親しまれていることから由来するとも。
 祇園町に関わる安神社。広島湾岸地域を中心に、活動する祇園神社人によって祀られた佐東河社の後身といわれ、平安末期この地域の商業・交通業者の活動に、大きな役割を果たしていました。武田氏が積極的に保護したのも、信仰心だけでなく、同社を通して交通・商業を掌握しようとしたからでしょう。

人口・世帯

区 分 人 口 世 帯
広島市 1,175,327人 568,488人 606,839人 581,946世帯
安佐南区 242,486人 118,277人 124,209人 109,407世帯
市民課 83,106人 39,846人 43,260人 38,664世帯
佐東出張所 42,907人 20,858人 22,049人 19,365世帯
祇園出張所 79,022人 39,034人 39,988人 35,493世帯
沼田出張所 37,451人 18,539人 18,912人 15,885世帯

令和6年3月末現在 広島市のホームページより

祇園町マップ

祇園のまち

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地域リンク

特産品

平成17年度、「祇園地区に、祇園の名物がほしい」と言う、地域住民の要望に、祇園まちづくりプランプロジェクトと祇園町商工会が取り組み、祇園地区の業者に依頼し、祇園坊柿発祥の地にちなみ、和菓子「祇園坊まんじゅう」を製作しました。「安神社に祇園坊柿の記念植樹」や「祇園高工フェスティバルで展示即売」・広島県特産品のアンテナショップ「ゆめプラザ」でこの商品の取扱いをしてもらっています。このような「祇園坊柿による町おこし活動」が評価されました。